【通知表公開】一年生の通知表はオールよくできるが当たり前!?

小学生の学習

学期末にもって帰ってくる通知表は、小学校一年生にとって初めての自分の評価。

親子ともども、わが子の成績はどんなものだろう…!?と、どきどきしてしまいますよね。

しかし、一年生通知表の評価が「こんなものなの?」と思うママやパパや少なくありません。

本記事では、一年生の通知表の評価やよくできるの割合について紹介します。

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【一年生通知表】小1の通知表はオール「よくできる」が当たり前?

一年生の通知表はオール「よくできる」が当たり前?なのか、解説します!

小1の通知表はオール「よくできる」?

一年生の通知表は、自治体や先生によってつけ方が大きく異なります。

しかし、小1の通知表は「オールよくできる」「できる」が当たり前!という噂を聞いたことありませんか?

2段階評価なのか3段階評価なのかなどの違いもありますが、違う小学校のママ友の子は、2段階評価ですべて「できる」だったそうです。

まわりもそうだった!と言っていました。

実際のところ…どうなのでしょうか?

やはり、すべての一年生の通知表が

「よくできる」や「できる」であるということはなく、それぞれ評価はばらけているようです。

Twitterの口コミだと、男の子の通知表は厳しめ評価であるような印象を受けますね。

男の子は高校受験でも内申点より試験の実力派が多いので、通知表で思うような評価がとれなくても仕方ない部分もある、といえます。

我が家は女の子ですが長女も1年生では

オールよくできるではなく、16個中10~12個前後よくできるで

あとは「できる」でした。

2年生からはオールよくできるに近い通知表だったので、

先生によっても大きく違うようです。

わが子の小1・1学期の通知表

我が家の一年生1学期の通知表はこんな感じでした。

わが地域は二段階評価で、姉妹ともにぜんぶ〇でした。

小学校一年生の1学期の通知表は、

特殊なつけ方をしている小学校が多いようですね。

2学期以降は3段階評価だけど、1学期だけは2段階評価だったという声が多かったです。

まさに優劣をつけない令和の小学生という感じですよね~。

小学校一年生の一学期から学力格差はバッチリついていると思うので、

学力面では個人差をつけちゃってもいいんじゃないかなーと個人的には思います。

算数は1年生ですべての基礎を学ぶわけです。

しっかり理解できているのか、通知表で細かくしめしておいたほうがいいんじゃないかなあなんて。

【一年生通知表】小学一年生の通知表の見方とは?

つぎに、小1の通知表の見方を解説していきます!

通知表はひとつの教科につき、3つ評価項目がありますよね。

ひとつひとつ解説していきます。

知識・技能

知識・技能は基本をおさえられているかが評価ポイントです。

カラーテストでは、テスト用紙の中に基本問題と呼ばれる問題があります。

子どもの知識や技能を測るための基礎的な問題です。

この基本問題の得点をもとに通知表も評価されます。

テスト用紙には、合計点の他にも項目ごとの小計が算出されることがあります。

この小計は、知識・技能の項目ごとに配点が設定されているのです!

具体的には、例えば「知識・技能 ○○/65点」といった形で表示されます。

子供のテスト結果を参考にすれば、知識・技能をどのくらいの割合で正解したかを把握できる、というわけですね。

思考・判断・表現

通知表の真ん中の項目思考・判断・表現も、おもにテストの点数に関連する項目です。

カラーテストの応用問題に対する実力や能力を測る部分となります。

この項目は、テストの応用問題や実践問題、

考えてみようという問題に対する子供の思考力、判断力、表現力が評価されます。

テストの基本問題より、ハイレベルの思考や深い問題解決能力を要求される部分です。

得点欄に、「思考・判断・表現 ○○/30点」といった形で示されることも。

主体的に学習に取り組む態度

32_新学習指導要領下における学習評価及び指導要録の改善について (mext.go.jp)

2020年以降の新しい通知表では「主体的に学習に取り組む態度」は

・テスト以外の部分の評価を含むもの

・宿題忘れや持ち物忘れなどは通知表に含まれない

ということになりました。

「主体的に学習に取り組む態度」の項目は、

教科の学習を通じて学生が粘り強く取り組み、学習を調整しようとする態度を評価するもの

とされています。

なんだか抽象的で分かりにくいですよね…。

テストの点数とは別に、子供の学習姿勢や取り組み方、意欲の程度などを

見るための項目となっているようです。

授業中の挙手や発言、意欲をみているということですね。

また、宿題などの忘れ物は、主体的な学習に取り組む態度の基準には入りません。

つまり、忘れ物は通知表に関係ないということです。

【一年生通知表】通知表をもらったあとにすること

通知表をもらったあとにすることをまとめてみました!

どんな様子で通知表を持って帰ってくるかも、よく観察してみてくださいね。

まずはひと学期分のがんばりを認める

一年生が通知表を持って帰ってきたら、まずはひと学期分のがんばりを褒めましょう。

皆勤で行けたとしても、休んでしまった日があったとしても、

毎日朝起きて学校へ行き、無事に帰ってきただけで1年生には御の字!

とくに1学期は、新しい環境に放り込まれお勉強もスタートして、

たくさんの負荷が子どもにもかかっていますよね。

立派に通知表を持って帰ってきた勇姿に拍手を送りましょう!

と、同時に、新しい環境のサポートもがんばったお母さん自身もねぎらってくださいね。

よくできるがついた項目に注目

通知表の内容に関しては「よくできる」がついた項目に注目しましょう!

子どもの強みを発見し、それを伸ばす取り組みは今後の成績向上に大きな影響を与えます。

まずは、子どものできることに着目して伸ばしてあげてくださいね。

【一年生通知表】「△」や「がんばろう」があったら注意が必要?

一年生ではほとんどの子供が「できる」と評価される中で、

「もう少しがんばろう」という評価が付くこともあります。

授業で「難しい」「理解できない」と感じている単元があるはずなので、

黄色信号ととらえて確認してあげましょう。

ただし、この評価が付いたからといって、必ずしもまったくできていないというわけではありません。

成績評価は総合的な観点で行われるため、テストだけでなく、学習態度や集中力など、

さまざまな要素が考慮されています。

もし塾に通っていてテストの点数や宿題の提出に問題がない場合でも、

「もう少しがんばろう」という評価があることは、

さらなる成長や努力を促すためのメッセージと捉えることもできます。

がんばろうがつくとショックを受けてしまいますよね。

しかし、要注意な評価がついたときこそ子どもとのコミュニケーションを大切にし、

学校と連携しながら、子どもの成長をサポートすることが重要です。

ただし、がんばろうがついたのが一学期だけなのであれば、過度に気にする必要はありません。

【一年生通知表】通知表が悪いときの特徴

学習に意欲的に取り組めていない

学習の理解度の前に、まず意欲的に取り組めていない可能性があります。

勉強に対して前向きになれていないか、自信を失っていないかなど十分確認しましょう。

中には、一度悪い点数をとって以来自信をなくしてしまっている子もいます。

宿題をやっていない

意外と多いのが、宿題にきちんと取り組めていないケース。

親も知らなくて、個人懇談で宿題の提出がないと言われ、驚く!という場合もあります。

音読もふくめ、宿題はなるべく毎日チェックするようにしましょう。

【一年生通知表】まとめ

一年生の通知表は、学校にもよりますがよくできるの割合が多いといえます。

とくに一学期は、ほとんどの子が似たような成績になることも少なくありません。

よくできるやがんばりましょうの数に意識が向いてしまいがちですが、

まずは、子どものひと学期分のがんばりをたっぷりとほめてあげたいですね!

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